学び多き一冊、アウトプット大全(樺沢紫苑)の感想
こんにちは、Nです。
樺沢紫苑先生の著書、アウトプット大全を読みましたので、感想をシェアしたいと思います。
樺沢紫苑先生は、SNS・メールマガジン・youtubeなどで累計40万人以上のフォローを集め、精神医学や脳科学・心理学の観点から知識・情報をわかりやすく伝えている精神科医です。
さらに月20冊以上の本を30年読み続けている、スーパー読書家で、年2冊以上出版している作家でもあります。
そんな樺沢紫苑先生の著書、アウトプット大全は一言でいうと、「学び多き一冊」でした。
以下、アウトプット大全にて得た学びを挙げていきます。
知らなかった言葉・意味
わたしが知らなかった言葉・意味を集めてみました。
父性…育てる・成長してほしい、将来を期待し活躍してほしいから叱るんだ、という愛情。
パブリック・コミットメント…目標は公言したほうが実現しやすい。
ビジョン…実現したい「理想の姿」「理想のイメージ」
私の場合、ザイオンス効果は、休まず学校に行くことで先生の好感度を上げられると思います。
ビジョンを掲げてパブリックコミットメントする。大事ですね。
アウトプット大全の一番の名言
「怒りは発散するのではなく、上手にコントロールするもの」
文中にさりげなく書かれていましたが、刺さりました。わたしはめったなことで怒らないですが、もし怒りがわいてきたら、この言葉を思い出して、深呼吸して収めます。
アウトプット大全で得た学び
樺沢紫苑先生は気づきを3つ、ToDoを3つ書いて実行し、継続するようにと推奨されています。わたしがアウトプット大全で得た学びを3つ紹介します。(個人的に、気づきはまるで最初から知っていたかのようなニュアンスがするので学びと呼んでいます。)
①創造性を生み出しやすいのは、ぼーっとしているときである
②30点を目指して完成させる
③継続するコツは「今日だけやる」
順番に解説していきます。
創造性を生み出しやすいのは、ぼーっとしているときである
わたしがアウトプット大全を読んで一番衝撃だったのは、リラックスこそ創造性を生み出すというもの。なんと頑張ろう、努力しようと気を張るほど、創造性からかけ離れていくのです。
わたしはいままで死ぬ気で頑張った人だけが成功するんだとばかり思っていました。しかし、実際は適度に集中して取り組み休憩する、それを継続できたものだけが成功するのだと認識を変えました。
30点を目指して完成させる
わたしは、いいものを作ろうとして手がつかないことが多かったのですが、30点でいいから完成させる、これが大事だと痛感しました。言い方を変えると、まず全体像から。徐々にクオリティを上げたりボリュームを増やしたりするイメージでやっていくとうまくいくと思います。
継続するコツは「今日だけやる」
これは樺沢紫苑先生がyoutube動画でもよく言っていたのですでに知ってはいたのですが、大事なことなので改めて学ばせてもらいました。今やることに集中する。それが目標達成のコツなんです。
今日だけやるを毎日やる、それが継続です。「毎日2時間勉強しなきゃ。」「毎日ジムに行かなきゃ。」はハードルを上げてしまう枷にしかなりません。
言い換えると、毎日やらなくてもいい。そう考えると気が楽になりますね。
番外編
3つの気づきには入れなかったけれど、ためになった項目を2つ紹介します。
①クッション話法
クッション話法とは、相手を傷つけないで伝える話法です。先にポジティブな情報を言うとgood。
②選択
なにか選択に迷ったらワクワクするほうを選択する、あるいは最初に思いついたほうを優先するようにしましょう。
まとめ
アウトプット大全、ボリュームがすごいので感想は千差万別になると思います。ひとりひとりに学びが必ずあるので、ぜひ読んでみてください。
自己啓発本はToDoに落とし込んでからが本番です。どんどん行動していきましょう!